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幼児教育、小学生のお勉強を科学する
塾に通わせることなく、自分の娘を名門幼稚園に入学させた元伸芽会講師が、幼児教育と小学校の勉強法を説明
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暗記型から論理生重視へ
ちょっと前の日経MJの記事に興味深いものがありました。

ーーーーーーーーーー引用ーーーーーーーーーー
『暗記型から論理性重視へ』(日経MJ 2006/2/17)

通信教育や学習塾などの大手各社が4月、教材の内容や教育方法の大幅な改定に乗り出す。詰め込み式の暗記だけでなく、論理的な説明能力などを育成する内容。私立中学校や公立中高一貫校の受験問題で知識よりも論理的思考力を問う問題が増えているのに対応する。

(以下要約)

就学前児童向けの「こどもちゃれんじ」では、手洗いなどの生活習慣や簡単な暗記モノから、苺とぶどう、バナナを規則的に並べた後に次に並ぶべき果物を当てるという数列の問題も取り入れる。

また、白紙に家と学校の絵だけが描いてあり、道を好きに欠かせたりもする。このような思考力を養う問題を幼児期から行うことで、論理的に表現する訓練になるとのこと。
ーーーーーーーーーー引用ーーーーーーーーーー

お受験を経験したことのある親御さんであれば、「これって・・・、小学校の入試問題と一緒じゃない!?」と思われたかもしれません。

まさしく、私立(国立)小学校の受験問題そっくりです。
法則性の問題は、どこの学校でも大好きですよね。

こういう問題を「普通」の幼稚園児用のテキストでも開始するということです。


僕は、この記事を読んで2つの相反する感想を持ちました。
「えっ! やってなかったの?」というものと、「できない子は、絶対できないだろうな~」というものです。

本当に相反しているので、その意図を個別に説明します。説得力ないのですが、2つの事実があると思って、読んだいただければと思います。

まず、前者の「まだやってなかったの?」ですが、小学校をお受験しようとすれば、この程度(記事内の法則性の問題)は、簡単すぎます。大人でも、ちょっと考えないと回答できないような問題もでます(左脳ではなく、幼児の方が得意な右脳で解けといわんばかりなのもあります)。

したがって、お受験を経験した子としていない子の学力の差は、5~6歳の段階で、かなり発生していたということです。この差をどう考えるかは、親によって変わると思いますので、特にコメントはしませんが、「差がある」と認識する必要はありそうです。

後者の「できない子は絶対できないだろうな~」については、僕の無料レポートに詳しいので、是非そちらをご覧下さい。ちょうど5~6歳ぐらいの子供は、直感的思考段階から論理的思考段階の移行していく年齢であり、発育の個人差があります。もし、まだ論理的思考段階に移行していない子供は、いくらやっても、ただ問題を解くのみで、その問題のエッセンスを吸収することはできないと思ったのです。


論理性を重視することは、賛成しますが、この記事は論理性と創造性を混乱しているようにも感じられます。「家から学校まで道を書く」のは、論理性を問う問題でしょうか? 論理性とは、たとえば、「15-7」を解く際に、このように答えれることではないでしょうか?

「5から7は引けないから、15の1と5を分けて、10と5にするの。それで、10から7を引くと、答えは、えーと、えーと、3でしょ。で、その3と、とっておいた5を足すの。そうすると、3+5だから8。だから、15-7は8」

ちなみに、これは娘が「15-7」を何で8になるの?と聞かれたときの答えです。引き算ひとつでも、いくらでも論理性を身に付けさせることはできます。そのためには、親がどう引き算を教えるかです。ひいては、どう勉強を教えるかで、いくらでも子供に論理性は身に付けられます。


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